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天国への地図(4)幕屋(四)燭台①「聖霊の基本」(前半)

※右側にカレンダー等が出ない状態です。ただ今メンテ中ですが、とりあえず本文は読めます。



1★十字架のライン


本日より、燭台の意味について学びたいと思います。

 Candlestick.jpg

天地創造の日目「太陽・月・星」に対応している、幕屋の第の器具「燭台」は「聖霊」を表します。

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「燭台」は聖所の二番目の器具で、下図の聖所の中で、至聖所に向かって左側にあり、聖所の中を明るく照らしています。奥の「香の壇」の手前にあって、右に見える「パンの机」と左右対象の位置にあります。

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この「燭台」をなぜ、聖所の二番目(全体では四番目)として捉えるかと言うと、モーセがシナイ山で神から幕屋建設の命令を受けた時に、「契約の箱」の次に造り方を指示されたからです。

①あかしの箱(契約の箱・神の箱)とケルビムを載せた贖いの蓋
★出エジプト25:10 アカシヤ材のを作らなければならない。
★出エジプト 25:17 また、純金の『贖いのふた』を作る。長さは二キュビト半、幅は一キュビト半。25:18 槌で打って作った二つの金のケルビムを『贖いのふた』の両端に作る。


②パンの机
★出エジプト 25:23 をアカシヤ材で作らなければならない。

※聖なる香油を注ぐ記述の順番もこの通りです。
★出エジプト 30:26 この油を次のものにそそぐ。会見の天幕、あかしの箱、
30:27 とそのいろいろな器具、燭台とそのいろいろな器具、香の壇、 30:28 全焼のいけにえのための祭壇とそのいろいろな器具、洗盤とその台。


この幕屋の器具の順番を示されて初めて、天地創造の三日目(小麦に象徴される植物の創造)と四日目(照らす光の想像と、幕屋の器具の三番目「パンの机」と四番目「燭台」との順序が一致し、全てが神の御計画の内に幕屋や天地創造を含み全てを造られた事がわかりました。

このブログで順を追って説明をしてゆきますが、イエス様のご生涯も、出エジプトの歴史も、アブラハムの生涯も、ヤコブやユダやヨセフの生涯も、モーセの生涯も・・・、そして我々信仰者の生涯も、この順を辿っています。

まだ説明を書き終えていませんが、一応その表の主なる所だけを先に載せておきます。天地創造の七日間と幕屋の順序の目標(キリストの似姿に到達)と目的(御国の安息)が、イエス様の生涯と信仰者の生涯と一致している事を確認して、神様の天地創造の以前からの御計画の素晴らしさを知っていただきたいと思います。

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特に、幕屋の器具六番目の「地上での使命を果たして復活されたキリスト」の位置の一致が語る事とは、私たちがイエス様の似姿になれるように、あらかじめ天地創造六日目に「神の形に人を創造された」と言う驚くべき事実です。

★ガラテヤ 2:20 私はキリストとともに十字架につけられました。もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。

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この表を見ていただくと、イエス様が十字架上で垂幕を裂いた位置は、①私たちが心の垂幕を裂く(心の割礼)のであれば、イエス様の身丈(ガラテヤ2:20)に達し、また②私たちの体が死んだ時には、復活されたイエス様のように霊の体が与えられて天の御国(至聖所)に入る事がわかります。


・・・さて、天地創造の一日目の光と、四日目の光の違いをもう一度説明しておきたいと思います。

一日目(一つ目)の光は救いの光です。
★ヨハネ 1:9 すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしていた。

四日目(四つ目)の光は聖霊の光です。
★創世記 1:14 ついで神は、「光る物は天の大空にあって、昼と夜とを区別せよ。しるしのため、季節のため、日のため、年のために、役立て。 1:15 天の大空で光る物となり、地上を照らせ。」 ★ヨハネ14:16 父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです。14:17 その方は、真理の御霊です。

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しかし、この四日目(四つ目)聖霊は、私たち信仰者の中に働く御霊であって、最初の永遠から存在していた神様ご自身が御霊であられる意味とは違います。
★ 創世記1:1 初めに、神が天と地を創造した。 1:2 地は形がなく、何もなかった。やみが大いなる水の上にあり、神の霊は水の上を動いていた。

三位一体の神様(御乳・御子・御霊)は、完全に霊であられ、その霊を私たちに天から送り込んで下さっておられるのです。
★ヨハネ4:24 神は霊ですから・・
★ヤコブ 4:5 「神は、私たちのうちに住まわせた御霊を、ねたむほどに慕っておられる。」


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そしてイエス様はその燭台の間中に立たれ、七つの光の燭台を右の手に持っておられます。

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★黙示録1:12 そこで私は、私に語りかける声を見ようとして振り向いた。振り向くと、七つの金の燭台が見えた。1:13 それらの燭台の真中には、足までたれた衣を着て、胸に金の帯を締めた、人の子のような方が見えた。1:14 その頭と髪の毛は、白い羊毛のように、また雪のように白く、その目は、燃える炎のようであった。1:15 その足は、炉で精練されて光り輝くしんちゅうのようであり、その声は大水の音のようであった。1:16 また、右手に七つの星を持ち、口からは鋭い両刃の剣が出ており、顔は強く照り輝く太陽のようであった。

ちなみに、この御言葉の中にも右手の燭台の他に、イエス様が幕屋である事の示唆があります。
足まで垂れた衣は、地面まで垂れている幕屋を取り巻く白い亜麻布の塀のようであり・・・、
炉で精錬されて光り輝く真鍮のような足は、幕屋でイエス様の足の部分に対応するいけにえが焼かれる「祭壇」・・・、
顔は光り輝く太陽のようとあるのは、イエス様の頭部に当る金の契約の箱の輝きのようです。

前置きが長くなりました。早速、本日のテーマに入りたいと思います。










ライン15
《四》天地創造の四日目幕屋の四つ目の器具「燭台」(1)「聖霊の基本」」 


・・・・・(1)救い主の御許に導く光としての聖霊・・・・・

①具体的に、聖霊の光は「御言葉」を照らします。

私たちが行く道を探している時、心に苦しみや悲しみがある時、その時に応じて天からの導きや慰めの御言葉に導かれます。

私たちの心に、御言葉を照らし出すのが「導く光」としての聖霊の役割ですが・・・、


②まだイエス様に出会った事のない人を、救い主イエス様の元に導く光としての役割は、クリスマスのに象徴されています。

★創世記1:14 神は、「光る物は天の大空にあって、昼と夜とを区別せよ。しるしのため、季節のため、日のため、年のために、役立て。1:15 天の大空で光る物となり、地上を照らせ。」と仰せられた。するとそのようになった。1:16 それで神は二つの大きな光る物を造られた。大きいほうの光る物には昼をつかさどらせ、小さいほうの光る物には夜をつかさどらせた。またを造られた。

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約二千年前のクリスマスの夜、東の国の三人の博士たちは、ベツレヘムの上空に輝く大きな星を目当てに、救い主イエス様に会いに来ました。

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三人の博士も、荒野の羊の番をしていて天使たちに救い主の誕生を知らされた羊飼いたちも、どうして赤ちゃんのイエス様に会った時に、これが「メシヤ(救い主)」とわかったのでしょうか?

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③イエス様を救い主として示す聖霊

人間が、どんなにイエス様に対する知識があっても、救い主であると信じられるのは聖霊の働きです。
★ Ⅰコリント12:3 聖霊によるのでなければ、だれも、「イエスは主です。」と言うことはできません。


④天国までの十字架の架け橋
イエス様はどのように、私たちの救い主となられたのでしょうか?それは十字架の血の贖いによってです。

 802の33救い主

私たち人類は、心に行動に罪があって神との断絶があり、天の御国への道は閉ざされ、神の子・神の民となる事はできませんでした。

 802の25

しかしイエス様が、十字架で血を流して罪を贖い、私たちの罪の身代わりとなって死んでくださったので、私たちは神の子・神の民とされ、輝く永遠の命をいただいて永遠に神の御国に住めるようになりました。

 802の26救いの2


⑤天国行きの船
天国行きの船が、ノアの方舟に象徴されています。多くの人間達の中で、ノアの家族の八人だけが神様からの御言葉を信じて、全世界を包み込もうとしている大洪水の前に方舟に乗り込みました。

神様が来るように心に命じられた動物たちは、その訳もわからずに従がって、方舟に乗り込みました。、

 図4

今の時代、唯一の天国行きの方舟は、イエス様の教会です。入口の扉も十字架であるし、その道はイエス様の狭き身幅だけの細く真直ぐな「十字架の道」です。

 十字架を通って天の御国へ

これから後、かつてなかった天変地異の中で、永遠の命が保証されるのはイエス様の中に居る人だけです。聖書の御言葉の約束を信じて、その中に留まるしか天国への道はありません。

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火山が噴火しても、大津波が押し寄せて来ても、星が降って来ても、かつてない暴風雨が吹き荒れても・・・、イエス様の中に留まる人は安全です。

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この世にどんなに安全で快適なシェルターがあったとしても、そのシェルターは天にまでは、そして永遠の命の中にまでは上っていきません。


⑥最も高い礼拝・・・天の御座の前の礼拝に連れ上る聖霊
ノアの方舟は、天の御国を象徴する山の頂上(至聖所)まで上りました。

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藤城清治影絵http://www.kageenomori.jp/fujishiro.html


全ての被造物の代表として、動物や鳥などと共にノアの一族は、天の御座の前での礼拝を髣髴とさせる、素晴らしい礼拝を持ちました。

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※救いを受け入れる時に留意する事①唯一の救い主
救いの最低条件は、イエス様を救い主と信じる事です。地震や津波、事故などによって私たち人間はいきなり個人の終末である死を迎える場合があります。そんな緊急事態にあって、神様は救い主を呼び求める者の永遠の命は、救われる事を保証しています。

★ヨエル2:31 主の大いなる恐るべき日が来る前に、太陽はやみとなり、月は血に変わる。2:32 しかし、主の名を呼ぶ者はみな救われる。

しかし、イエス様を唯一の救い主として、心の真実より叫び求める人だけです。他の偶像を一緒に求める事とは、言葉と裏腹に、イエス様を救い主として信じてはいない証拠になります。

もし、イエス様を救い主として信じきれなかったら、「イエス様、信じさせて下さい!」と心から祈りましょう。聖霊が助けて信仰を持たせてくださいます。


※救いを受け入れる時に留意する事②期限
そしてもう一つ、重要な事があります。

そのイエス様を救い主として叫び求めて、天国行きの船に乗り込めるには期限があると言う事です。それは聖書に「主の日・主の恐るべき日・・・」と各所に記されている、イエス様がもう一度この地に現れる再臨の日です。再臨の日までは、私たちが救われる事が可能な日々です。

これはノアの方舟が山の頂に到着した時に、礼拝の中で「虹による契約」が告げられています。

★創世記 9:14 わたしが地の上に雲を起こすとき、が雲の中に現われる。9:15 わたしは、わたしとあなたがたとの間、およびすべて肉なる生き物との間の、わたしの契約を思い出すから、大水は、すべての肉なるものを滅ぼす大洪水とは決してならない。9:16 虹が雲の中にあるとき、わたしはそれを見て、神と、すべての生き物、地上のすべて肉なるものとの間の永遠の契約を思い出そう。」 9:17 こうして神はノアに仰せられた。「これが、わたしと、地上のすべての肉なるものとの間に立てた契約のしるしである。」

しかし、この憐れみの期間が今、閉じられようとしています。天国行きの方舟の十字架の入口が、ノアの時のように神様の御手によって封印されてしまう時間が迫っています。

★創世記 7:15 こうして、いのちの息のあるすべての肉なるものが、二匹ずつ箱舟の中のノアのところにはいった。7:16 はいったものは、すべての肉なるものの雄と雌であって、神がノアに命じられたとおりであった。それから、は、彼のうしろの閉ざされた

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★Ⅱペテロ 2:5 また、昔の世界を赦さず、義を宣べ伝えたノアたち八人の者を保護し、不敬虔な世界に洪水を起こされました。

★ルカ17:26 人の子の日に起こることは、ちょうど、ノアの日に起こったことと同様です。17:27 ノアが箱舟にはいるその日まで、人々は、食べたり、飲んだり、めとったり、とついだりしていたが、洪水が来て、すべての人を滅ぼしてしまいました。

★Ⅱコリント 6:2 確かに、今は恵みの時、今は救いの日です。









・・・文が長すぎるため、後半は明日8月3日(コチラ)に続きます・・・



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